2021-12-25 心に穴があいてしまった7 傷心期 \読者登録おねがいします/ その次の日の出張は、とてもつらかった。心に大きな穴が空いてしまった。ただただ、笑顔でいることに勤めた。記憶がほとんどない。お父さんは上手く笑えていたのかな?どうだったのかな?コパン。 帰宅すると、部屋は沢山の花が敷き詰められていた。本当にびっくりする程の花に囲まれて、コパンは安らかに眠っていた。彼の死を知り、沢山の方々が花を持ってやって来てくれた。 その晩、ベランダには紫色の朝顔が一凛咲いていた。朝顔なのに…